政治意識 political awareness 2003 12 16

「意外の意外」
 市場では、「意外なアメリカ株安」との声が聞こえる。
しかし、私には、その声が、意外に聞こえる。
アメリカ人は、冷静に対応したのです。
一部のアメリカ人は、感情で動くが、
大部分のアメリカ人は、冷静な判断で動く。
 サダム・フセインは、すでに「過去の人」となっており、
その「過去の人」が捕まっても、
芸能ニュースには、なりえても、
市場のニュースにはならない。
「サダム・フセイン」と「ファンダメンタル」が、
どう結びつくのか、理解しにくい。
 まあ、最近の日本人は、
すっかり、小泉サプライズというか、
小泉劇場に慣らされてしまったので、
その習慣で、
日米の株高を予想したのでしょう。
 最近は、誰もが、テレビ演出効果を狙った、政治ショーに、
うまく、だまされるようになっている。
これは、テレビの弊害でしょうか。
 それにしても、太平洋戦争の時も、テレビはなかったが、
たぶん、こんな感じで、うまく、政府のメディア演出効果に、だまされて、
戦争を始めたのだと思う。
 もう、こんな政治は、やめましょう。
政治とは、政策論争する場です。
最近の政治家は、政策を考えないで、テレビ演出効果ばかり考えている。
そんな政治家は、政治家を辞めて、テレビマンになるべきだ。

 先の衆議院選挙で、驚くべきことを聞いた。
なぜ、あの有権者に投票するのかと聞くと、
「顔がいいから。」
「ルックスがいいから。」
そういう答えが、意外に多かったらしい。
 日本では、偉大な政治家であったリンカーンは、当選しないでしょう。
リンカーンの容貌は、悪かったことで有名でした。
リンカーンは、政治信念と政治理念だけで、当選した人です。
 日本では、選挙で当選するには、
整形手術を受けた方が、当選の近道になってしまう。
顔やルックスで選ぶのは、芸能人だけにすべきです。
政治家は、政策で選ぶべきです。
 これも、テレビの影響でしょうか。
かつて、テレビが普及する時に、
ある有名作家が、これで、1億、国民、白痴化すると言ったが、
本当に、そうなってしまったのでしょうか。
































































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